仔猫がお家にきたらまず病院へ
ネコちゃんが家に来たら、すぐにうんちを病院に持ってきてください。ネコちゃんのお腹には、回虫などの消化管寄生虫が住んでいる場合があります。糞便の処理を誤ると、人にも感染し、子供の場合重篤な症状が出る場合があります。
まず検便を行い、虫がいた場合は駆虫薬を飲んでやっつけます。その時一緒に楽しい生活の仕方をお話しします。食事の量、どのようなおやつをあげたら良いか、日々のお手入れについてお話します。
また、ネコちゃんがなりやすい病気と病気にさせない方法についてお話しいたします。
身体検査
筋肉、関節、リンパ節の触診、聴診による心・肺音のチェック、口腔内の異常がないかなどをチェックします。
先住猫がいる場合
先住猫がいる場合は注意が必要です。
先住猫がストレスを感じて体調を崩したりする事がよくあります。
また、ストレスによって先住猫が持っているウイルスが増えて仔猫に感染して仔猫が体調を崩す事もあります。
ワクチンの接種や寄生虫予防が終わるまでは先住猫と仔猫の接触は避けましょう。
ワクチン接種等が終わって先住猫と対面させるまではケージを用意してその中で飼育しましょう。
ケージ内にはトイレと寝床(段ボールや猫用ベッド:囲われて隠れられる場所を作ってあげましょう。)と食器を用意します。
それぞれの猫ちゃんで猫砂の好みには違いがあるのでなかなかトイレでしてくれない場合は猫砂を違う形状や材質のものに変えてみる事も必要になる場合があります。
仔猫の健康状態の確認は『食欲元気があるか?』『排便排尿は正常か?』『体重は増えているか?』が基本です。