院長あいさつ

 

こんにちは。

看護師の東山です(^^)

 

急に肌寒くなってきましたね!

今から冬にかけて猫ちゃんの膀胱炎、尿石症が

多くなってくる時期です。

今日は、猫ちゃんのおしっこの病気について

簡単にお話していきますね。

まずは、猫ちゃんのおしっこに

いつもと違う変化がないか確認してみましょう。

 

~猫ちゃんのおしっこのチェックポイント~

◇血尿は出ていませんか?

◇何回もトイレに行っていませんか?

◇トイレで大声で鳴いたりしていませんか?

◇他の場所で粗相をしていませんか?

◇おしっこの色が濃い、濁っていることはありませんか?

◇おしっこの臭いに変化はありませんか?

 

これらの症状は、尿石症や膀胱炎のサインかもしれません。

 

↓症状がひどくなってくると…

 

◇食欲がない

◇元気がない、ぐったりとしている

 

特に男の子の場合は、1日以上おしっこが

出ないと命に関わる状況になることも…

 

寒くなってくると寝ていることが多くなったり

運動量が減ることにより、水分をとることが少なくなります。

飲水量が減ることにより、おしっこが濃くなり

結石ができやすくなってしまいます。

なるべく運動させてあげるようにして、お水を飲ませたり

ウェットフードや水でふやかしたドライフードを食べさせることで

結石をできにくくしてあげましょう。

それでも、結石ができやすい子には、結石を作りやすい成分(リン、カルシウム、マグネシウム)

の少ない尿ケアフードをあげると良いかと思います。

(色々な種類がありますので、動物病院の先生に相談してその子にあったフードを選びましょう。

サプリメントを併用する場合もあります。)

食べる物、フードの量(与えすぎている)によっても結石はできてしまいますので、

肥満ぎみの子も注意が必要です。

人間の食べるものやおやつの与えすぎにも気を付けましょう。

 

また気温の変化やその他のストレスにより、特発性膀胱炎にもなりやすくなります。

猫ちゃんがストレスをためないよう、たくさん遊んであげることや

トイレを清潔にしてあげることが大切です。

トイレの数も、お家にいる猫ちゃんの頭数+1個が望ましいです。

こまめに掃除をし、なるべく綺麗な状態を保ってあげることも予防に繋がります。

(掃除の際、臭いがついてる砂は残さず全て捨てましょう)

 

少しでも気になることがあれば、お電話での相談や

尿をご持参いただければ、尿検査だけでもすることが可能です。

お気軽にご連絡ください。

 

 

2019年10月3日更新